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 ※Text内で掲載している二次創作小説に関する、管理人の捏造設定ですので
  アニマ本編とはなんら関係ございません。ご了承くださいませ。;


 

 ▼ S伯にまつわるエトセトラ。
 

S伯ことサンドイッチ伯爵の生い立ちに関して、妄想・捏造を試みようという項目です。
今までは漠然と「サンドイッチって妾腹の子で、正妻から疎まれて育ってきたりしてたのかなー」ぐらいにしか
考えておりませんでしたが(なんてアバウトな)、ダッシュと旦那のお話を書く上でも深く関わってくる人物ですし、
一度、謎のヴェールに包まれたままの彼の生い立ちについて、本気出して考えてみようと。
折角なので、今後の小説の伏線なども踏まえて練り直してみたり。
とはいえ公式様で明らかにされてないのをいいことに、
ひたすら嘘八百のマイ妄想ワールドには違いなく。(爆)
サンドイッチを書く人の数だけ、彼の過去設定もあると思いますので、拙宅のS伯はとりあえずこんな環境の下で
生まれて育まれた人ですよー、という程度に参考にして頂けると幸いです。

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まずサンドイッチ伯爵の父親たる、先代サンドイッチ伯爵ですが。
彼には少し齢の離れた弟がおりました。
この弟は家督を継いだ兄とは違い、どこか女性的で優美な容貌の色白金髪美人さんでした。
先代サンドイッチはこの弟に対し、兄弟愛の域を踏み越えた、やや尋常でない方向の愛情と執着を抱いていました。(いきなり変態節炸裂)

しかし世の慣わしというやつで、弟は兄の秘めたる想いに気づくわけもなく、ごく普通に女性と結婚します。
やがて弟夫妻の間に第一子たる娘が生まれた頃から、先代サンドイッチの弟への愛はいよいよ捻じ曲がり。
弟と他の人間が一緒にいることに我慢できなくなり、邪魔してやろうと、腹いせのように弟の妻を口説きます。
どうせなら弟の方に手を出せばいいものを、兄は意外にもチキンハートで、弟から直接拒絶されるのを恐れて
想いは打ち明けられなかったのです。(うわ)

ところが、この奥さんは意外にも先代サンドイッチのアプローチにあっさりなびきました。
彼女にしてみれば、より莫大な財産を相続しているサンドイッチ伯爵の方が魅力的ですし、それにこの奥さんは
元々、美形だけどどこか女性的な風貌の夫より、(変態な中身はともかく、外ヅラは)威風堂々としていて男前な
義兄の方に密かな想いを寄せていたのです。
…そんなこんなで、弟にちょっと焼き餅焼かせて自分を見てもらいたいなーぐらいのつもりでちょっかいをかけた
はずの先代サンドイッチは、最愛の弟から奥さんを寝取った形になってしまいました。
(正確には『寝』た事実などはひとつもなかったのですが、仕掛けたのは自分なので今更冗談とも言えません)

信頼していた兄に妻を奪われた弟は、諸々の心労がたたって、その後まもなく夭逝してしまいます。
自分の責任なだけにいっそう悲嘆に暮れる先代サンドイッチでしたが、弟の死からほどなくして、妻が嫡男となる
息子を産み落とします。
この息子がのちのジョン・モンターギュ・サンドイッチです。

先代サンドイッチは弟の元妻とは一度も同衾してませんので、この子供は前夫、つまり亡き弟が妻と別れる前に成し、遺した子です。
さらに色白で金髪、女性的な美貌と、弟に生き写しの姿であったため、先代サンドイッチにとってはまるで弟の
生まれ変わりのように思えて、この息子を病的に溺愛します。
ジョンが物心つく頃には、すでに性的な意味合い含む幼児虐待レベルにまでエスカレートしていました。
一方、ジョンの母はそんな環境に鬱屈を募らせていきます。
憧れの義兄に口説かれたからこそ、前の夫を捨てて嫁いできたのに、同衾どころか指一本触れてもらえない。
その恨みつらみはすべて、夫の歪んだ愛を一身に受けている息子へと向き、食事に時々微量の毒を盛るなど
夫にバレない程度の陰湿な虐待を繰り返しました。
幸か不幸か、ジョンはそれで毒に身体を慣らされて、あらゆる毒の効かない体質となったのです。

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とまあ、こんな感じの幼少期にトラウマが蓄積されて、最終的にああいう特殊な人格が形成されましたと。
多分ジョンの母はそのうち息子への仕打ちが露呈して夫に殺されたんだろうとか、そのあたりの後話はお約束で。
(そんな血なまぐさいお約束ってどうなんだ…)
ちなみに、先代の亡き弟が最初に成した娘は、妻の連れ子としてサンドイッチ伯爵家に引き取られています。
この娘はのちにザベリスク伯爵家へと嫁ぎ、嫡男ウルフガングを産みます。

簡単な相関図にすると、こうなります。↓

……余計に分かりづらくなりそうな図ですみません。^^;
 

―――以上、S伯の生い立ちにおける捏造設定でした。 (あ、改めて書くとえらい薄っぺらい設定だな…!;)
なんか先代サンドイッチをS伯以上の変態に仕立て上げていますが、そこはまあスルーでひとつ。←おい
なぜ「弟」なのかとか、その辺も実は自分の中でちょっとした伏線があるのですが、それはまた今後の小説中で
明らかにしていきたいと思います。^^

余談ですが、先代サンドイッチの外見はウルフをもっと逞しく男らしくしたような雰囲気のイメージです。
そんな父親にトラウマを抱いているとすると、サンウル的に面白くなるじゃないですかvV(お前はS伯をなんだと)
さらに余談ながら、先代サンドイッチの弟はムックの若S伯に近いイメージ。兄とは似ても似つきません。(笑)


以上です! 管理人の脳内妄想ワールドにお付き合い頂き、有難うございましたー!(平伏)


<後日追記>
垂海様との絵茶にて、先代サンドイッチとその弟のイメージイラストをコラボしてみました♪(笑)
妄想企画そのものですが、私の先代サンドイッチはともかく、垂海様デザインの弟はものっそい可愛いです!!
一見の価値アリでございますよー(*´▽`*) 右のハートからぜひぜひご覧あれvV ≫ 兄弟、見てみる?

 

 

 

 ▼ 誕生日(仮)を考えてみた。
 

二次創作作品を書いたりファンサイトを運営する者として、キャラのプロフィールを把握するのは基本中の基本。
身長・体重をはじめ、血液型や好物など詳しければ詳しいほど重要な資料になるわけですが、こういった設定の中でも特にネタ的な意味で使えるのが「誕生日」ではないでしょうか。
サイトでバースデー記念の作品をうpしたり、小説のネタにしてみたりと、その用途は実にさまざま。
特定のカプをメインに扱うサイトなら、真ん中バースデーを祝ってイチオシカプをアピールする機会にもなります。
なんて素敵な公式設定、「誕生日」! まさにハッピーバースデイ!
…ところが悲しいことに、アニマには各キャラクターの誕生日設定というものが存在しません。
こんなにも人間味(一部、天使味や悪魔味も)あふるる魅力的なキャラたちなのに、勿体ない!と思えてならないのは、決して私だけではないと思います。…多分(笑)。

そこで考えてみたのが、「とりあえず(仮)ということで、皆の誕生日を決めてみようか」ということです。
勿論、私が主観で勝手に判断したり決定したりするわけではありません。
アニマに登場するほとんどのメインキャラ勢にはモデル或いはモチーフとなった実在の人物が存在しますので、彼らの生年月日を調べて、それを各キャラの誕生日(仮)ということにしよう。と思い立った次第です。

思い立ったが吉日。早速、ウィ○ペディア等の情報サイトの力を借りつつ、誕生日(仮)考察をしてみました。
なお、言うまでもなくこの項目は私の個人的なお遊び、妄想の一環にすぎませんので、
「太陰暦と太陽暦の違いとかあるだろJK」
「そもそもモデルっていったって名前を借りてるだけで、キャラ的には別にモチーフでもなんでもない」

などの常識的ツッコミは容赦なく却下です。細かいことを気にしていては永久に誕生日(仮)に辿り着けません。

それでは、前置きが長くなり失礼しました。本題に移ります。
多分需要もメリットもない誕生日(仮)考察、お時間と遊び心のある方のみお付き合いくださいませ。(^∧^;)

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・ゲオリク:(1480年?−1540年?) →不詳
 実在のモデル・ファウスト博士(Doktor Georg Faustus)は占星術師であり錬金術師でもあった。…が、錬金術の実験中に
爆死してお亡くなりになったらしい。(「混ぜるな危険」の液体でも混合させちゃったんだろうか…)
 本編でゲオリクが実際にこんな死に方をしたら、それはそれで可哀相すぎて笑えr泣ける。
 もっとも、彼の場合はこれよりも数段惨い死に方をするルートがありますがね…悪魔の拷問EDとか。^^;


・ミハエル:(生没年月日すべて不詳)
 実在の人の方は吸血鬼研究の人で、
「墳墓の屍体嗜食」という著書を残しているらしい。
 …タイトルの字面からしてなんか手に取るのが激しく躊躇われるんですが、実在のミハエルさん(笑)。


・サンジェルマン:(1561年?−1777年?、1784年?) →不詳
 ドイツのカッセル(この「カッセル」には地名説と人名説があるっぽい)にて死去したらしい。
 しかしサンジェルマンは(伝説によれば)不死の人なので、その後も目撃情報が各地で寄せられているとか。


・ティモシー:(1920年10月22日−1996年5月31日) →10月22日
 実在の人の方はアメリカの心理学者で、ビートルズのメンバーとも交流があったらしい。
 今でもネット上に有名な記念碑サイトがある。>こっそりリンク


・ブルーノ:(1906年−1959年) →不詳
 実在の人の方はブルーノ・グ
ーニングらしい。
 検索してみたら一番最初に「ブルーノ・グルーニング交友会」なるサイトが出てきた。…やや気になる(笑)。


・ダッシュウッド:(1708年12月?日−1781年12月11日) →12月の何日か
 実在の人の方は地獄の火クラブ(実在)の党首で、サンドイッチ伯の友人兼上司というのは有名な話。
 英語のサイトまで回って調べたのに12月生まれってとこまでしかわからず…(涙目)
 しかし誕生日はあやふやなのに命日だけハッキリしてる辺りが妙にダッシュクオリティでテラ泣けた。゚(゚´Д`゚)゚。


・リュースブルグ:(生没年月日すべて不詳 ※13世紀の人らしい。)
 モデルとなった実在の人物はいないのかと思ってましたが、どうやらちゃんと実在するらしい。
 マタイ福音書の言葉を基に『霊的な婚姻』という著書を残した13世紀の人物、とのこと。
 …アニマ本編では『霊的な婚姻
の花』となっているが、どこで花がくっついたのかは定かではない(笑)。

 
※情報提供:流風様。貴重な情報をありがとうございました!!(*_ _)人


・ウルフガング:(1749年8月28日−1832年3月22日) →8月28日
 公式にモデルは発表されてない(多分)が、ゲオリクのモデルが「ファウスト博士」であることから、『ファウスト』の著者ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe)がモデルだろうと勝手に推測してみた。


・サンドイッチ:(1718年11月3日−1792年4月30日) →11月3日
 実在の人の方は軽食サンドイッチの由来という逸話が有名だが、英国の陸軍大佐、海軍大臣、郵政公社総裁、国務大臣と数々の要職をこなした優秀な人物であった。芸術・音楽方面の有力な擁護者でもあったらしい。
 アニマのジョンも意外と教養は高いと思われる。だてに長生きはしてないだろうし(←殺されるぞ…)


・エリファス:(1810年2月8日−1875年5月31日) →2月8日
 実在のエリファス・レヴィはパリ出身の魔術師で、バフォメットの絵の作者でもあり、交霊術も使えたらしい。


・デスパニエ:(生没年月日すべて不詳)
 実在の人の方は「自然哲学再興 ヘルメス哲学の秘法」という錬金術の書を残したフランス人らしい。
 なお、これはアニマ本編にも登場する「ヘルメス文書」のうちの一つなんだとか。


・ゲンナイ:(1728年−1779年12月18日) →不詳
 実在の平賀源内はエレキテルの復元と、土用丑の日にウナギを食べる風習を広めた説で有名。
 個人的には
「生涯妻帯せず、歌舞伎役者らを贔屓にして愛した男色家」だったらしい点の方が気になる(笑)。
 

・その他、モデルが確認できなかったサブキャラの人々:全員不詳
・メフィスト、ルシフェル、女王リリスら悪魔な皆さん:全力で不詳

※パラケルススは生年月日不詳のため、ここでは「ティモシー」のデータを優先させていただきました。

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以上です。…不詳が多すぎてあまり意味がなかったですね、はい(涙笑)。
個人的にはゲオリクとダッシュの誕生日(仮)だけでも是非知っておきたかったのですが、無念です。
まあ、ダッシュが12月生まれ(仮)ってところまで分かっただけでも、調べた甲斐はあったかなと。
(夏が似合いそうなイメージがあったので意外でした。いずれ何かのネタに使えたらいいなーと思ってます/笑)
サンウルスキー以外の方にはほとんど参考にならない結果に終わってしまいましたが、いつか、こんなくだらない考察(?)にお付き合いくださった方の、何らかのお役に立つことができましたら僥倖です。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!☆.゜:*(人´ω`*)

 

 

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