先日、久々にファイル整理などしていましたら、体験版のプレイ日記とおぼしき文書が発掘されました。
当時の私はサイトを作った際に本編のプレイ日記のコンテンツを作るつもりでいたようです。(記憶にないですが)
早速読み返してみたところ…例によって実に私らしい偏りっぷりが笑えましたので、過去の恥として晒します。
勿論、一言一句そのままで、推敲などは一切してません。
また、体験版のプレイ日記ですので、言うまでもありませんが借金問答のシーンのみです。
以下、抜粋。
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<ダッシュとの初対面>
いそいそとドアを開けると、「ゲオリクの旦那ァ!」と
まだキャラ絵も表示されないうちから聴き慣れた巻き舌セクシーボイスが! 気の早い客だな!
(たぶんキャラ絵と音声の読み込み速度のズレが成せるワザです)
!!!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!
ダッシューーー!! 待ってたよぅ!! 会いたかったよぅ!!!
なお、改めて言うまでもありませんが、私にとってはここからが「アニマムンディ」本編です。
「借金の件なんですがねえ…」と営業スマイルでクールに要件を切り出すダッシュ。
しかし彼の本当の心境は、開口一番「ゲオリクの旦那ァ!」に集約されていました。
はちきれんばかりの歓びを抑えきれない声音。<諏訪部さん、いい演技をしてくださってます
内心は「ぅおっしゃァ旦那だ!! やっとつかまった!!」というところだと思います。
彼のお尻にしっぽがあったら、ハムスターの毛づくろいもびっくりな音速で左右に振られている場面に違いない。
そんなに嬉しいか! そんなに嬉しいかこの正直者め!! 私も嬉しいよ!!
そりゃそうだよね。大好きな旦那に会えるだけでも嬉しいのに、そのうえカツアゲお小遣いまで貰えるもんね!
ダッシュにしてみれば最高の仕事でしょう。ゲオリクの露骨に嫌な顔もなんのその。職業上、慣れっこです。
返済引き延ばしの交渉を偉そうに命令するゲオリクに、何やら不穏な商談を持ちかけるシーンで最初のスチル。
さりげなく旦那の肩に手を回したり、髪をいじったりするダッシュのセクハラスキンシップが素敵。
君は下心見せすぎです。
初っ端からサービス精神旺盛な借金取立屋に乾杯。伊達に23の若さで地獄の火クラブの会員張ってません。
それにしても綺麗な指だなぁ…。諏訪部さんもそうですが、指の綺麗な男性って素敵ですよね。
この商談シーンで大概の方が彼にマイナスイメージを持ってしまいそうですが、私はかえって見直しました。
ゲオリク本人の角膜や腎臓を要求しないだけ、ダッシュは良心的なほうだと思いませんか?
裏社会の借金取りならそれくらいやるでしょう、普通に。その辺やっぱり、旦那には甘いんでしょうね。
ここで相手が旦那以外だったら、遠慮解釈なく要求するでしょうからね。
めいっぱい不機嫌な旦那を余裕でいなすダッシュ。客商売はかなり場数を踏んでる感じです、この子。
「オレとは、仲良くしておいた方がいいと思いますがね」
うん、私もそう思う。だってそのためにこのゲーム買ったんだもの。(ぶっちゃけてみる)
ともあれ交渉料をキッチリ巻き上げ、「それじゃまた月末に」と足取りも軽やかにダッシュは帰っていきました。
短い初邂逅はここでひとまず終了。いやあ、これだけでも私には結構ごちそうさまですよ。
相手が旦那でも、金に関しては容赦のない点が逆にポイント高いです。そこはほら、彼はプロの商人ですから。
公私混同のタダ働きなんてもってのほかなのです。社会人として見習いたい姿勢といえましょう。
さっき上で言ったことと微妙に食い違っているのはこのさい置いておくとして。
ところでずっと思ってましたが、ゲオリクのこの威風堂々っぷりは如何なものか。
ダッシュは年下といえど、借金取りなんだからもっと大きく出てもいいのに。<慇懃無礼といえばそうですが
(たとえ金に汚くとも)ダッシュの態度が柔和なのは、やはり旦那への好意あってのものだと思いますが、
ゲオリクのあの態度のデカさは明らかに素です。なんだかんだ言って、骨の髄まで貴族なザベリスク伯。
流石、借金大王の身で優雅にバラ風呂に浸かる男。
自分で動かすキャラとしてはまさに理想的です。
この肝っ玉とプライドなら、攻めに転じた際の鬼畜素質もバッチリでしょう。
ますます後半が楽しみになってきました。
ということで、私が操作する以上、この先ゲオリクがいくら胸クソ悪くなろうと、小金を巻き上げられようと、
嫌でもダッシュとは仲良くなってもらいます。
くどいようですがそのために私はこのゲームを買ったので。
ダッシュが帰った後はリリスとのやり取り。ここでは“キャンディー”に隠された伏線に思わずニヤリ。
「2階の窓から見て、アイツだったら(ドアを)開けないようにしろ。いいな?」
「わかったわ」
2階の窓から見て、アイツだったら寝室に引きずり込みたい私をよそに、兄妹の会話が終わります。
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ゲーム本編購入後も、いたって本気で全編にわたりこんな感じのプレイ日記を書く気でいたらしい当時の私。
はっきり言ってサーバ容量の無駄遣い以外の何者でもないので、現在の私は冷静に断念いたしました。
しかしながら、ダッシュに愛が偏りすぎという基本姿勢は今もなんら変わっていない感がなきにしもあらずです。
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